創設者 市田ひろみ
1932–2022
MESSAGE
京遊学舎によせて
文化は、
くらしの中の彩りです。
京都で磨かれ、受け継がれてきた美意識を、日々の暮らしの中へ。和の文化を愛する人が集い、学び、語り合える場所として、京遊学舎は2007年に生まれました。
市田ひろみの想いを読む
一体私の人生はいつ頃からこの方向にむかっていたのでしょうか。きもの教室を始めた頃でしょうか。いやもっと前から? 女優をしていた頃からでしょうか。いやもっと前、美容師を志した頃からでしょうか。いやもっと前。やっぱり京都に暮らし始めた頃からこの方向にむかってあるき始めていたのです。
京都の文化といえば日本の文化です。それは都のあった京都でみがかれ伝えられて来た感性であり美意識です。気がつけば、私は仕事を通してこの方向にむかってあるいていたのです。
二〇〇七年二月、京都近鉄の閉鎖によりきもの教室の移転を余儀なくされ、新しい教室の必要性にせまられました。候補地を見てまわりましたが最後に環境もよく、交通の便も良い現在地に決定いたしました。私の持てる力のすべてを新しい学び舎にそそぎました。
京都の文化を学び、和の文化を愛する人の共有の空間であってほしいと願っています。文化はくらしの中の彩りです。ちょっと立ちどまって、鳥の声を聞き、花の香を愛で、季節を感じる心のゆとりを持ちたいものです。ここに集う人達で京遊学舎を育てて行ってほしいと思います。
二〇〇七年三月一日 主宰 市田ひろみ






